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幸運の Black Eyed Peas をもらったが。

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昨日、銀行に来年のカレンダーを貰いに行ったら、
受付の女性が、「これ、もらった?」
とカウンターに積み上げてあった缶詰を指差した。
「いや、もらってないけど、何?」
「Black Eyed Peas よ。
これは新年に食べると幸運になるの。」
それからいろいろと説明してくれたが、詳しいことは分からず。

「どうやって食べるの?」
「お鍋で煮るか、電子レンジで温めればいいだけよ。」
「味付けは?」
「これは味がついているから、
何もしなくてもそのままで大丈夫。
美味しいよ。」
と言われて、1 缶いただいてきた。

帰ってきて、よくよく見て、そう言えば、と思い出した。
アメリカに来て、最初の新年を迎える時、
元旦に、ここらでは Black Eyed Peas を食べる、と聞いて、
水煮の缶詰を買ってきたことがあった。
大豆に黒い点がついているお豆で、
そこから Black Eyed という名前が来ているようで。

買ってきたのはいいが、食べたこともないので、
味付けも、どう調理していいのか分からず。
それで少し塩を足して煮込んだ。

こんなものか、と思いながら食べたが、
また食べたいと思うものでもなかった記憶がある。
大体メキシコ料理で出てくるあまり味のない煮豆がちょっと苦手で、
そのイメージだったからかも。

帰ってきて、蓋を開けてみたら、
しっかり煮込まれた柔らかいお豆で、塩味が付いている。

ネットで調べたら、
豚肉とかベーコンと一緒に煮込んだら良いようだが、
ちょうどあった鶏肉と煮込んでみたら、結構美味しくできた。
今度はベーコンと煮込んでみようかな。

アメリカでは南部の方で良く食べられていて、
いわゆるアメリカ南部のソウルフードや料理に利用されているらしい。
原産は西アフリカだが、中国とインドでは先史時代から栽培されていたそう。
Virginia 州では 17 世紀からアフリカ人奴隷達が自国の在来植物と共にアメリカに持ち込み、
アフリカ人奴隷達が栽培していたとか。

日本で見たことがない、と思っていたが、
豆専門店などで、黒目豆という名前で売っているそうだし、
今や世界中で栽培され、食べられているそう。

豚肉や玉ねぎと一緒に煮込むことが多いそうだが、
豆は調理すると膨らむので、繁栄を表し、
豚は餌を探す時、前方を見るので、豚肉は前向きを象徴していると思われ、
新年に Black Eyed Peas を食べると、
幸運と繁栄をもたらすと考えられているのだそう。

日本のお節も同じように考えて作る定番があるが、
Black Eyed Peas はアメリカ版お節と言えるかも。

いただいた缶詰は、
とあるメーカーの缶詰に外側を銀行で印刷したものを巻き付けてある、
裏を見ると、あれっ?

市販されている缶詰の裏にはどれにも、
Nutrition Facts と内容物に関して記載があるが、
これは BancFirst Facts とあり、
「銀行の忠誠心 100 %、献身 100 %、満足 100 %、トータルケア 100 %、利便性 100 %」と。
そして「お客様ごとに異なる場合があります。」と書いてあるが、
さて私って何 % になるんだろう?

実際の缶詰の裏にある Nutrition Facts はこれ。

来年も良い年になるように、元旦に食べなくては。

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