Del Monte Foods ブランドの野菜や果物の缶詰が、
長年、食料品店やスーパーの棚を彩っている。
その Del Monte が 6 月 30 日に破産申請をした。
Del Monte の製品は、日本でもたくさんの種類が売られているから、
ほとんどの人が名前を知っているだろうし、
使っている人も多いと思う。

日本では一時キッコーマンが提携していたが、
今は日本に子会社があり、日本でも作られているけれど、
アメリカの製品、アメリカの会社で、
パッケージもロゴもオシャレでアメリカっぽくて好きで、
トマトジュースとかを良く買っていた。

Del Monte は多国籍の大企業で、スローガンは世界共通の “Freshness & Quality”。
これを守ってきたからこそ、長きにわたる経営が続けられてきたのだと思うし、
食品関係の会社は不況などにも強い、と思っていたので、
まさかまさか破産とは。
創業から約 140 年、
今や米国小売市場向けの加工食品の最大手の 1 社で、
市場シェアで第 1 位または第 2 位の製品もいくつかあるほどの企業になっていた。

会社は 1880 年代に、果物と野菜の主要生産地となった California で生まれ、
それらの野菜や果物の缶詰から始まったが、
次々といろいろな会社を傘下に収め、海外にも次々と進出。
急激に成長していった。
1972 年、Del Monte は米国の大手食品加工会社として初めて、
自社の全ての食品に Nutritional Labering (栄養成分表示)をつけたことでも有名で、
このような措置で、消費者に、食品会社としての信用を築いていった。
2004 年 9 月 28 日、San Francisco にあった Del Monte 第 1 工場の跡地が、
Del Monte スクエアとして開所されたが、
ここはかつて世界最大の果物と野菜の缶詰工場だった。
まさに順風満帆に思えるが、
その長い歴史の中では、買収したりされたり、
株式の上場が廃止になったり、と色々な問題に直面してきた。
がそれを乗り切ってきたのに、破産とは。
原因は、消費者需要の減少、倉庫保管や販促費の増加によるコスト増。
そして消費者の嗜好が、保存料を多く含む缶詰食品から、
より健康的な代替食品へと移行、といったことが挙げられる。
今買い手を探しているそうだが、
アメリカの本社の破産によって、日本の子会社がどうなるかはわからないが、
どうにかしてブランドを存続させて欲しい、と願うばかり。
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