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絶滅の Dire Wolf を復元?本当に?

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遺伝子を操作するゲノム編集の技術を使って、
1 万 3000 年ほど前に絶滅した、と考えられていた Dire Wolf を、
アメリカのバイオ企業“Colossal Biosciences”が、
絶滅種を復活させたのは史上初、と話題になっている。

想像すらできないそんな太古の時代の絶滅種を復元できたとは、
今の技術の凄さに驚かされる。
この技術は現在、絶滅の危機にある他の動物の保全にも役立つ可能性があると思われるし、
会社はマンモスなどの復元を考えているそうだが、できるかも。

Dire Wolf(Aenocyon dirus)は、
後期更新世から前期完新世(125,000~10,000 年前)にかけて、
主に北米大陸に生息していたと考えられるオオカミに近いイヌ科の大型肉食動物で、
巨大なナマケモノ、ケナガマンモス等の氷河期の巨大動物と共存し、
20 万年以上にわたり、北米大陸を歩き回って大型動物を狩っていた。

生息域は Canada の Alberta 州南部から米 Florida、Chili まで及んでいたが、
およそ 1 万 3000 年前に巨大なナマケモノの仲間などと共に、絶滅した。

Dire Wolf は、
最初の標本が発見されてから 4 年後の 1858 年に初めて種として認定され、
その化石の最大コレクションは、LA の La Brea Tar Pits にある。
体の大きさは、現在アラスカに生息するタイリクオオカミ(Canis lupus)とほぼ同じ位だったと思われる。

社の研究チームは、Dire Wolf の骨と歯の化石から DNA を取り出して分析し、
ほかのイヌ科の動物と比較することで、Dire Wolf の特徴的な部分を見つけ、
遺伝的に最も近いタイリクオオカミの遺伝子に、
ゲノム編集の技術を使って、20 カ所の特徴を遺伝子編集で組み入れ、
さらにクローン技術で、Dire Wolf らしく見えるようにし、
3 頭を誕生させることに成功した。

3 頭は、絶滅した Dire Wolf とは遺伝的に同一ではないが、
タイリクオオカミよりもガッチリした肩、少し横幅の広い頭部、厚い臀部、白い毛等の特徴を備え、
生後 5 カ月でもすでに体重は 35 kg を超え、タイリクオオカミよりも大きく育つと予想されている。

想像するだけの世界だった SF の世界が、現実味を帯びてきた。
この技術で、どんなことができるんだろう?
これから先、人間の技術はどこまで進むんだろう?
無限の可能性を感じる。

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