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今年は忘れずにおひな様を飾って。

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去年は飾るのを忘れてしまって、
ひな祭りの日にやっと思い出し、慌てて飾ったが、
今年はどうにか早めに思い出して飾ることができた。

アメリカに来る前に小さなガラスのおひな様を買って、持ってきたのだけれど、
1 回飾っただけで行方不明に。
捨てはしないので、どこかにあるはずなんだけど、いまだに出てこない

今飾っているのは、アメリカに来た翌年のひな祭りの前に、
お友達が送ってくださった切り絵の 5 段飾りのおひな様。
小さいけれど、細かいところまで驚くほど繊細に作られていて、
開いたら立体的になり、
折りたたむと、封筒の中に綺麗にしまうことができて、
重宝しているし、とても気に入っている。
こちらの友達に見せたら、みんなびっくりして、Beautiful! と。
よくぞこんな良いものを見つけて、送ってくださったものだ、と感謝。

アメリカ人の友達から、これは何?と聞かれた時に、
「日本で、女の子の健康と成長をお祝いする日に飾るものなの」、
と答えることにしているが、
国際女性の日、というのはあるけれど、
女の子の日、というのはないので、
とても興味深く聞いてくる。
以前ベトナムに通っている時も、
同じようなことを聞かれたことがあった。
女の子のお祝いをする、というのは世界で日本だけかもしれない。

ひな祭りの起源は平安時代からあるそうだが、
ひな壇飾りが飾られ始めたのは江戸時代かららしく、
さすが、江戸文化!

日本は季節になると、それなりに街におひな様ムードが出ていた。
お菓子屋さんやスーパーにひなあられや桜餅が出てきたし、
スーパーでさえ、蛤やひちらし寿司が売られ、
なんだか街がピンク染まってきて、
どこからかひな祭りの歌も聞こえてきたりで、
気分は自然とひな祭りになってきていたように思う。

ひな人形は昔から嫁入り道具の一つとされていたそうで、
母方の実家から贈ることが一般的。
娘が生まれた時に、
母が大きな 5 段飾りのお雛様を買ってあげたいようだったが、
マンションの狭い家の中では飾るのも大変だし、
手入れもしなくて済むガラスケースに入ったお内裏様だけのをお願いしたら、
渋々納得して、買ってくれたが、
今から思えば、買わせてあげるのも、
親孝行だったのかも、と後悔。
いまだにひな祭り近くになると悔やまれる。

アメリカにはおひな様をイメージさせるものは何もなく、
今はイースターグッズがたくさん売られ、
盛り上がっているが、
年々こちらの行事の方へ意識が移っていっているのは、
仕方がないかもしれないけれど、
小さい頃から親しんできた行事は、
大切にしていきたい。

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