先日の Route 66 東の旅の途中で、
Illinois 州の Cicero の歴史的に重要な”Hawthorne Works Tower”を見に行ったら、
すぐ横に Super Market がある。
ちょっと興味が湧いて入ってみた。
入り口を入ると、ちょっと雰囲気が違う。
なんとなく暗いし、
通路が狭い上、人も多いので、余計狭く感じる。
そしてまず野菜や果物が沢山並んでいるのだけれど、
種類が沢山。
見たことも無い野菜や果物も沢山。
Oklahoma でもサボテンを売っているのを見たことはあるが、
ほん少し。
だけどここは種類も量も多い。
どうもメキシコ料理に使う食材が多いように思う。
そして量り売りのデリの種類が多いが、
それも Mexico 料理が多い。
まわりで飛び交う言葉はほとんどスペイン語で、
周りの皆さんの顔つきもちょっと違う。
この中にいたら、ここはアメリカ？と思ってしまう。
調べていたのを思い出したが、
ここ Cicero の街は、
1980 年代と 1990 年代に、
Hispanic 系（主に Mexico 系と中南米系）の住民が大量に流入したので、
今や人口の 89 % 以上が Hispanic 系で、
Illinois 州で最も Hispanic 系の人口が多い街だそうだが、
89 % とはすごい！
住民のほとんどが Hispanic 系となる。
西の Arizona、Texas、California、New Mexico などは、
元々は Mexico が支配していたし、
国境も近いので、Mexico 系の住民が多く、Mexico 料理のレストランもいっぱいあれば、
FM なども Spain 語の放送が多い。
なので Mexico の文化が色濃く残っているのは、わかるが、
America の西部で、住民の約 90 % が Hispanic 系の町なんて聞いたことがない。
Illinois 州 Cicero にそんなに多いのは、不思議な気がする。
まるで Mexico の孤島。
その時代での環境や国の政策などで、移り住んできたのだろうが、
今では安定した生活が営まれているようで、
食材が豊富なのは、豊かな証拠では。
それにしても見たことも無い食材が結構あって面白い。
色々と試してみたいものも沢山あって、また来てみたい。
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