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W. H. Slaughter House の見学に。

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良いお天気で、絶好のドライブ日和。
数日前に facebook で見かけた投稿で、
今日 Oklahoma City の W. H. Slaughter House が解放される、ということで見に行くことに。

昔の大邸宅を見るのが好きだが、
特に the National Register of Historic Places (国指定歴史的建造物) に興味があり、
指定された建築物はできるだけ見に行くようにしているが、
ここもそうで、1937 年に建てられた大邸宅。

建てたのは W. H. Slaughter 博士で、医師、実業家、建築家、起業家、慈善家であり、
Oklahoma City 初の African American の医師で、
多くのビルを設計、建築を手掛け、数々の事業を成功させ、
Oklahoma City 初の African American 対象の病院を設立なさった他、
様々な団体や重要な教会の会長などを務め、
公衆衛生と公民権運動の熱心な支持者として積極的に活動した方。

市内最大の African American の土地所有者で、
自らの空港も所有していらしたそう。

そのような時代に African American の方が医学の博士号を取得し、
いろいろな分野で成功なさるのは大変なことだったろうが、
そんな素晴らしい方もいらしたんだ、と驚かされる。
そしてその成功の証のような豪邸。

丘の上の7エーカー(約 8500 坪)の広い敷地にポツンと立っているが。
建設当時の 88 年前は40エーカー(約 49000 坪) あったそうで、
個人の家でその広さは、日本人の私には想像すらできない。

いろいろな仕事や事業もやって大忙しの Slaughter 博士だっただろうが、
この丘の上の広い敷地の真ん中のこの大きな家に戻ると、
きっと安らぐ事ができたことだろう。

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今回、門が解放され、敷地内に入ることができたが、
屋内に入ることはできず、
綺麗に刈られた芝生の上に立って、正面を見ながら、
ここでどんな生活がなされたのだろう、と考えているとワクワクしてくる。
今の時代には無い優雅な生活だったんだろうな。
見ているだけで、ゆったりとしてくる。

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