今日は Memorial Day で国の祝日。
そしてアメリカでは夏の始まり、とされている。
いまだにアメリカの祝日を覚え切らない私は、土曜の朝、
メインストリートの両側に、ずらりと並んだ星条旗を見て、
はて何の日だっけ?と思ったくらいの意識しかないが、
今日は国のために戦い亡くなられたアメリカ人兵士をたたえる日。
アメリカでは毎年 5 月の最終月曜日と決まっている。
日本語だと「戦没者追悼記念日」かな?
起源は 5 月 30 日に、南北戦争 (the Civil War; 1861 年~1865 年)の戦没者を称えた事からだそうだが、
南北戦争のみならず、アメリカが参戦したあらゆる戦いに従軍したアメリカ兵を称える日で、
亡くなった兵士の墓標に花やリース、国旗などを飾ったことから、デコレーションデーとも呼ばれるそう。
1873 年にニューヨーク州から始まったこの祝日が各州に広まり、
1890 年までに、すべての州が採用。
1971 年、議会が Memorial Day として 5 月の最終月曜日に設定したのだそう。
この町では特に無いようだが、首都や大都市では記念のパレードやイベントが。
アメリカは退役軍人を Veteran と呼ぶが、
戦死なさった方達には、ご遺族に国は手厚いケアをしていると思うが、
帰還なさった方達にも手厚いケアがされているし、特別扱い。
駐車場には Veteran 用のスペースがあるし、
いろいろな施設に入る時や買い物のレジで、良く Military? と聞かれる。
退役軍人や今軍にいる人たちは割引になるらしいし、
Veteran 専用の病院や施設もある。

国のために戦ってくれたのだから、
それなりに報われなければ、ならないだろうが。
Veteran の方達も従軍したことを誇りに思っていらして、
車に Veteran と書かれたステッカーやナンバープレートをつけてらっしゃる方も多い。
ずいぶん前に Illinois 州の Elwood の Abraham Lincoln Cemetery に行ったのを思い出した。
ここはアメリカで 2 番目に大きい墓地だそうで、
立派な門構えの中に入ると、広い公園のように綺麗に整備されていて、
行っても行ってもまだまだ先があるような感じで同じ墓碑があちこちに綺麗に並んでいた。
40 万人の埋葬が可能だそう。

こんなにたくさんの人達が戦死なさったのか、と驚くと同時に、
言葉にならない虚しさというか、戦争の悲しさ、というか。
こんなに多くの人たちを犠牲にしなければならなかった戦争とは。
見ているだけで、涙が出てきた。
このような犠牲者の上に、今があるのだろうけれど、
今が平和、と言い難いのも悲しい。
戦争は勝っても負けても犠牲者が出る。
退役軍人達を讃えるのはいいが、
もうこれ以上犠牲者が出ないようにならないものか。
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