Walmart で、ピーナッツバターの棚を見つけた。
すごい種類があってびっくり。

日本人には、あまり馴染みのない食べ物だが、
アメリカ人は、ピーナッツバター大好きで、今やソウルフードとも言える存在らしく、
子供達のランチボックスは、
大抵ピーナッツバターとジャムの (PB&J) サンドイッチが入っているらしいし、
家庭でもよく使うらしい。
ピーナッツをナッツとして食べるのは好きなのだけれど、
馴染みがないからか、ピーナッツバターはあまり好きではない。
食わず嫌いなのかもしれないが。
甘くて、バターのようなコッテリ感があるが、
砂糖は入れてないし、油も入っておらず、乳脂肪分も全く含まれていない。
ピーナッツは 50 % 以上油分なので、あのコッテリ感が出るのだそう。
ピーナッツバターの起源は北アメリカではなく、南米で、
古代インカやアステカの人々が、同じようなのを食べていた記録があるそう。
1800 年代初頭、ピーナッツは主に油や食用、カカオの代用品としてアメリカで栽培されていた。
1884 年にカナダの Marcellus Gilmore Edson が、
初めてピーナッツ・ペーストの特許を取得。
その後、アメリカの医師で栄養士で、Kellogg の共同創始者 John Harvey Kellogg 博士が、
病人にナッツを煮て消化しやすいように、ペースト状にした病人食を発明。
1895 年に、生のピーナッツからピーナッツバターを作る製法で特許を取得した。
博士は、植物性の食事を推奨し、
特にピーナッツバターを「肉の代替品」として宣伝したそう。
1903 年に、アメリカの Ambrose Straub 博士がピーナッツバター製造機の特許を初めて取得。
これらにより、ピーナッツバターはアメリカで人気となっていった。
ピーナッツとピーナッツバターは、カロリーが高く、エネルギー豊富で、
タンパク質、食物繊維、不飽和脂肪、マグネシウム、亜鉛、カリウム、ビタミンE等を含むので、
第一次世界大戦と第二次世界大戦において、
軍隊の栄養補給食として常備配給品だった。
アメリカの法律上、ピーナッツが 90 % 以上入っているのが、Peanut Butter。
90 % に達さないのが、Peanut Butter Spread なのだそう。
ちなみに雑学で、英語に“work for peanuts”という言葉があり、
意味は「ただ働きをする」や「非常に少ない報酬で働く」で、
ピーナッツは安い食べものの代表格にみられているのかも。
アメリカでピーナッツバターの代表格ブランドは “SKIPPY”。
このラベルはよく見かける。


家庭のみならずアメリカの学校給食でも PB&J などに活用されてきたが、
2012 年、学校給食の規定が栄養バランスを考慮した内容に改正され、
穀類の過剰摂取を防止する等の理由で、ピーナッツバターの利用が少なくなっているとか。
それでも家庭での人気は変わらないかな。
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