朝起きて、コーヒー片手に机に座り、ちょっと落ち着くと、
ん?
微かではあるが、変な臭いに気がついた。
またしても。
これはスカンクの臭い。
嫌な臭いを発することで有名なスカンク、
多分日本に野生のスカンクはいない、と思うし、
嫌な臭いを発するので、動物園でも敬遠されているらしいが、
そんなスカンクが、まさか家の近くに生息しているとは。
今までにも何度か臭う時があったので、
もう臭いも覚えてしまった。
日本の友達から、「どんな臭い?」と聞かれることがあるが、
今まで同じような臭いを嗅いだこともなければ、
そんな動物に出会ったこともないので、たとえようもない。
ただ気分が悪くなるような、とでも。
随分前に、朝起きたら、気分が悪くなるくらいスカンクの臭いがすごい日があった。
ドアも窓もちゃんと閉めているのに、すごい臭い。
朝食も食べる気にはならないくらいの匂いなので、
たまらず、早めに出かけて、半日カフェで過ごしたが、
原因は前の道路でスカンクが事故死していて、それだった。
いない間に庭先に埋めてくれて、あと消毒液をかけたらしいが、
それでも一日臭いが続いた。
スカンクは夜行性なので、姿を見ることはほとんどないが、
一度だけ、日中庭を横切っているのを見たことがある。
尻尾が大きくて長く、黒に白い毛が背中にあって、なかなか可愛いのだけれど、
あまり好かれる動物ではない。
スカンクは、敵から身を守るために、あの強烈な臭いを出すらしいが、
これは肛門の内側にある袋の中でつくられるブチルメルカプタンと言う物質の臭いだそうで、
敵に襲われると、これの霧を噴射するのだそう。
そしてこの霧がかかると、服などの臭いは洗濯しても取れないそうなので、
廃棄した方が良い、と書いてあるのにはびっくり。
それと、白と黒の毛の強いコントラストが、他の動物を寄せ付けない、
と言う研究結果が出ているらしい。
そういえば、こんな白黒がはっきりした毛の動物は他にいないかな?
今日の臭いはどうしたことやら、何があったのやら。
臭いはすれど、姿は見えず。
まあ夕方戻って来た時は臭いも消えていたので良かったが。
日本では考えられないようなこんな動物が近くに住んでいるのも、
自然がいっぱいということだろうし、
動物が生息しているところは、
人間にとっても暮らしやすいところだと思うので、
これは楽しむべきことかも。
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