8 月 14 日 (金) 20;00〜 Route 66 Online Salon 開催!
DiaryFood

段々遠ざかっていく梅干し。

Diary

季節柄、梅干しをつけている日本の友達が多く、懐かしい思いで見ている。
梅干しは大好き、とうわけではないが、子供の頃から、日常的に食べてきた。

実家の庭に数本の梅の木があり、
母が、毎年たくさんの梅干しを作り、瓶詰めした梅干しがストックしてあった。
それを毎年もらってきていたが、
実家では、食卓には、必ず梅干しの瓶があったし、
夏場のお弁当は、いつも日の丸弁当になっていた。
お腹を壊していた時など、母が薬代わりによく食べさせてくれもした。

アメリカに来てからは、手に入れるのが難しいが、
一度買ったら、甘くて、昔食べていた梅干しとは違うので、以降買ってなくて、
食べる機会も無くなった。

その梅干しだが、近年は天候不順もあり、収穫量が少なくなって、高騰していると聞いた。
それに数年前に、食品衛生法が改正され、
これにより製造業者が少なくなり、これも高騰原因にもなっていると聞く。

食品衛生法は 2012 年に発生した浅漬けによる大規模な食中毒事故などを契機に、
漬物全体の衛生基準を見直す目的で改正が行われ、
それまで自宅で作られ、販売されていたようなのができなくなった。

改正前は、保健所への届出不要だったのが、「漬物製造業」としての営業許可が必要となり、
製造専用の衛生的な作業場が必要で、自宅の台所との兼用は不可。
そして毎日の衛生チェックや記録の保管、食品衛生責任者が義務付けられた。

伝統的な製法で作る梅干しでも、「漬物製造業」の基準が適用されるため、
設備の改修費用がネックとなり、離農・廃業する個人農家が増えたのだそう。

家庭用に作って自分で食べる場合は問題ないが、
販売所やネットなどで販売する場合、
新たに施設を改修し、営業許可を取得していないと販売できない。

不作、そして食品衛生上のありがたい改正ではあるが、
日本にいても、年々梅干しが遠ざかっていくようにも思われる。
梅の実を買って、自分で漬ければ問題わけだが、
不作だと、梅の実も高騰しているかな?

梅干しも段々遠ざかっていくなあ。

コメント