今 Soda Fountain と呼んでいるのは、
薬局の店内の一部でアイスクリームやソーダなどを売っているところを、言っているが、
Soda Fountain の本来の意味は炭酸飲料を出す装置の事。
Soda Fountain は、元々はヨーロッパで、飲んだり、入浴したりすると、
病気が治ると信じられていた湧き出るミネラルウオーターのことで、
それを再現しようとする試みが始まり、
装置を使って出すようになり、
それが改良され、アメリカに伝わり、最大の成功を収めるようになった。
1832 年、New York の John Matthews と Philadelphia のJ ohn Lippincott が Soda Fountain の製造を開始し、市場が拡大。
1891 年に、Tufts、 Puffer、 Lippincott、and Matthews 4 大メーカーが、業界を独占することを目的とし、American Soda Fountain Company を設立した。
Soda Fountainを 使っていた 19 世紀後半から 20 世紀半ばまで、
一般の小さな飲食店、ソーダショップ、ドラッグストア、キャンデイーストアなどが、
店内で炭酸飲料やアイスクリーム、時には軽食などを提供するようになった。
全盛期には、取扱店の分野がどんどん広がっていき、
そこは近所の人たちが交流したり、
地域の情報交換したりの公共スペースとして重要な機能を果たすようになった。
多くのファウンテンがメニューを拡張し、アイスクリームやソーダだけでなく、
軽食を提供するランチカウンターができ、
1940 年代から 1950 年代のアメリカの全盛期には、
Soda Fountain もアメリカ文化の一つとなっていた。

が 1950 年に、アメリカ最大のドラッグストアチェーンの 1 つ Walgreen が、
フルセルフサービスを始め、
自動車文化の到来と郊外のモールの台頭、
またファーストフードチェーンなどでは、セルフでドリンクが飲め、
また自動販売機の設置などにより、Soda Fountain が衰退し始めた。
しかし全盛期の頃から今までずっと営業を続けてきた Soda Fountain もあるし、
昔の薬局と一緒になった形態を残しているところもあり、
そんなところは往時の雰囲気を楽しめる。人気となっている。
Route 66 沿いでは
Fair Oak Pharmacy; 1526 Mission St. South Pasadena L.A. CA
Plaza Drugs; 198 Bridge St. Las Vegas NM
Doc’s Soda Fountain & Drug Store Museum; 133 S. 2nd Street Girard IL
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