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Proposition 47 終了 in California

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以前から California では、州法により、$ 950 (約 15 万円) 以下の犯罪は罪にならない、
と聞いていた。
そんなバカな、とは思っていたけれど、
実際そんな法律がまかり通っていた California。

この法律により、そして近年の不景気、インフレなどにより、
窃盗や万引きなどが多発。
多くの商店などが閉店に追い込まれ、
今や California の大都市の治安が悪化し、ホームレスも増加。
あの美しい街並みが、見るも無惨な状態と化していた。

常識的に考えてもおかしい法律だと思っていたが、
一応州法で決まっているので、
万引きやすりなどに遭われて、大切なものが取られたりしても、
泣き寝入りするだけになってしまう。
旅行する方達に十分注意するように促していた。

がこの法律が昨年末、やっと廃止になったので、
これからの California への旅もちょっと安心。

この法律は Proposition 47 というもので、
2014 年に住民投票により可決されて、制定されたものだが、
10 年間もこの法律が施行されていたとは信じ難い気がする。

元々この法が制定されたのは、
California 州の刑務所の投獄率が全米第2位で、
しかも囚人達の刑務所内での環境は、人権を無視した劣悪なものだったので、
まずは投獄率を減らし、環境を改善する為に、
一部の非暴力犯罪 (万引き、窃盗、偽造、詐欺など) の被害額 $ 950 以下を、
重罪から軽犯罪としたのだった。

これにより、刑務所の過密化を軽減し、貧困層を助けることにもなると考えられたようだが、
確かに投獄率は減ったかもしれないが、軽犯罪は増え、
ホームレス達が増え、麻薬中毒者が増えていったことも事実。
窃盗や万引きで、らくらくせしめてきたものを転売し、
それでドラッグを買う人達で、California の治安は悪化。
これでは経済、観光などにも悪影響となった。

この法律が住民投票で可決されたことも信じがたいが、
10 年前は、これで犯罪率が減り、California も良くなる、と思われ、
まさか 10 年後にこういう事態になるとは誰も思わなかったのだろう。

がやっと廃止となり、少しは安心して California にも行ける。
あの美しい街並みと賑わいがまた戻ってくることを望んでいるのだが。

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