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フクロウのご利益は、アメリカもあるかな?

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Chandler の町を貫く Main St. (Route 66) の両サイドに煉瓦作りの建物が並んでいるが、
その中の一つが Chandler Library
元々は 1899 年に L. W. Clapp が建てたビジネスビルで、
the National Register of Historic Places に指定されている素晴らしいビル。
そのビルのてっぺんにフクロウの置物が置かれている。
はて、これは?

それで思い出したのが、故郷福岡の太宰府にある九州国立博物館にあったフクロウ。
普通の入り口からは見えにくいが、搬入口の真上と少し離れたところにもう 1 羽。
本物ではないが、どうしてフクロウがこんなところに?

博物館の両サイドの壁は、自然環境や景観を守り、周りの景色に溶け込めるように
約 2000 枚のミラーガラスでできている素晴らしいデザイン。
お天気の良い日などは、青空と、周りの木々が写り、綺麗で、違和感がない。
そしてフクロウは小さいながらも守護神のように鋭く睨んでいる。

だけど聞いたら、守護神としてではなく、
これは野鳥達が、ガラスに映った木々を現実のものと勘違いして、
ガラスの壁に衝突するのを避けるために設置されているのだとか。

フクロウは猛禽類で、その特徴は、獲物を捕まえるための鋭い爪と嘴を持ち、他の動物を捕食する。
ネズミを食べる農耕地の守り神として、扱われている地域もあるとか。
フクロウは、野鳥達には怖い存在で、それでガラスの壁に近づかないのだった。

だけど、Chandler Library にはガラスの壁はないし、ただてっぺんに乗っているだけ。
何のためだろう?

実はフクロウは世界中で幸運を運ぶ鳥として親しまれていて、
ギリシャ神話の知恵の戦略をつかさどる女神 Athena は、
お供としてフクロウを連れていて、それは彼女の象徴とされ、
女神と同じ力を持ち、ご加護があると信じられている。
また古代エジプトでは、フクロウの姿の知恵の神様トト神が今なお大切に崇められている。

日本では古くから語呂合わせや、夜行性で夜目が利くこと、首がよく回ることに由来して、
「不苦労(苦労しない)」「福来朗(福が来る)」「福老(豊かに年を取る)」など、
「福を呼ぶ鳥」として幸運の象徴とされている。

またフクロウは後ろまで首が回ることから、
「借金で首が回らなくなることがない」が転じ、縁起が良いとされているし、
フクロウの置物を飾ると「学業成就」のご利益があるとも。
また、フクロウは目と耳が非常によいため、
商売のチャンスやご縁を見逃さない商売繁盛の縁起物として置かれるそう。

アメリカでも、あのビルのてっぺんのフクロウを拝んでいたら、
そのうちご利益あるかな〜。

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