New Mexico とかでよく見かける Adobe 建築。
Santa Fe の独特の色と丸みを帯びた建築も Adobe 建築で、
砂、土、藁、もしくは他の有機素材を合わせたものを、
木製の型枠を使ってレンガの形にし、日干しにしてできたレンガで作る。
日干しレンガは、熱を吸収してから、非常にゆっくりと放出するので、
Adobe の建築物は、屋内は涼しく、暑くて乾いた気候に適しており、
非常に耐久性が良く、現存する最古の建築物によく見られる。

Adobe の建築物は、中東や北アフリカ、スペイン等で一般的だが、
数百年もの間、南米のアンデス山脈の先住民も、日干しレンガを使って、家を建ててきた。
この製法は、16 世紀にメキシコとペルーを探険したスペイン人から伝わったと言われている。
アドベレンガは、水を混ぜた粘土と砂に、藁か動物の糞などを混ぜて作るが、
藁はレンガを固め、均等に乾燥させやすくする働きがあり、
糞は特に昆虫を退けるために加えられる。
アドベ壁は、日中の強い日差しを貯え、
夜になるとその熱をゆっくりと吐き出し寒さから守ってくれる重要な蓄熱材で、
南向きのアドベ壁は、
室内の加熱と冷却を加減するため非断熱のままにしておいてよいので、
熱帯性の気候においてもっとも利便性がある。
アドベの弱点は、雨に弱いことだが、漆喰などの防水対策を施せば問題ない。

天然素材で作られるレンガは、廃棄後もそのまま土に還り、
環境に優しく、エコで耐久性に富み、安価で入手しやすいのが特徴で、
メインテナンスがきちんとなされていれば、
数百年は持つと言われている建築素材。
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