19 世紀後半から 20 世紀前半までは、道路は砂利や固めた土で作られていたため、
雨が降ると、道路の一部が流れたり、巨大な泥水たまりになり、
泥は最終的に乾くまで何日もかかり、交通を妨げた。
嵐の後は特に危険だった。
石や砂利の路面が作られたこともあったが、
現地調達できるとは限らず、成形や輸送に費用がかかった。
1870 年、West Virginia 州 Charleston の Mordecai Levi が、
レンガで舗装道路を建設する “Steet Pavement” 方式を考えた。
レンガはどこでも手に入る安価な材料から作られ、
熟練労働者や高額な労働力を使用せずに、
良好で耐久性のある道路舗装を提供でき、
又コストが非常に低いため、小さな町でも、舗装が可能だった。
Levi は実験的に、1873 年までに Charleston の Summers St. の 1 ブロック全体を舗装した。
これが米国初のレンガ舗装の道路となった。
1883 年に特許を取得すると、
1800 年代後半から 1900 年代前半にかけて、自動車の時代となり、
レンガの道は交通量の増加に伴い、米国全土で急速に普及していった。
レンガの道は、膨張や収縮の問題がなく、より自然に水を吸収できるため、非常に効果的で、
さらに、驚くほどの耐久性があった。
最も一般的に使用されたのは、
1900 年代初頭に人気が出始めた釉薬をかけたガラス質レンガで、
釉薬は湿気や化学腐食を通さないため、道路に最適だった。
初期のレンガ道路は、目地を砂で埋めて土の上に敷かれたが、これは砂床を緩めたので、
その後、コンクリートの基礎の上に砂のクッションを敷き、
その上にレンガを密着させて置き、ローラーで圧縮。
隙間を最高品質の特殊精製アスファルト充填剤で埋める方法をとった。
舗装用レンガは、建築用レンガとは違い、粘土ではなく頁岩から作り、
高温で 2 回焼成し、ガラス化したものだった。
Route 66 は、Illinois 州、Oklahoma 州、Texas 州の一部は、
元々のレンガ造りの道に沿って建設された。
がコンクリート、合成アスファルトが普及し始めると、
レンガは手作業で、時間がかかり、
しかもスピードを出す車には対応できなかったが、
機械化されて、迅速に建設可能で、
車のスピードにも対応できるコンクリートやアスファルトに、
1920、30 年代ごろから、次第に変わっていった。
今もある程度の街には結構レンガの道が残っている。
Route 66 上では
Illinois 州 Auburn に 1.2 mile 残っており、the National Register of Historic Placesに 登録されている。
Oklahoma 州 Davenport の Broadway St. のレンガの道も the National Register of Historic Places に登録されている。
往時の気分でゆっくりとレンガの道を走ってみては。
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