毎年、初夏の初めくらいから、ピーカンの木のあちこちに蜘蛛の巣状のができる。
これは糸を張り巡らせた巣網という巣だそうで、
蛾が幼虫時にこの中で集団生活し、成長すると飛び出していく。
遠目に見ると、薄く綿で包んだ様になっている巣網。
すぐにわかるが、ピーカンの葉が好きなようで、
付いているのはほとんどがピーカンの木。
よくよく見ると、巣の中に毛虫がいっぱい。
見ているだけで痒くなってくる。

巣網一つだけでもたくさんの毛虫がいるのに、
1本の木にはたくさんの巣網ができている。
これがぜんぶ蛾になったら、大変なことになるのでは?
と思うが、それらしき蛾を見たことはない。
成虫率は低いのかな?
もしくは鳥の餌にでも?
毎年、同じローテーションで、秋になると、巣網も無くなっている。
はてこれは何だろう?
多分蛾の幼虫だろうと思うが、成虫になったのを見たことがないので、
確かではないが、アメリカシロヒトリ、と言う蛾ではないかと。
アメリカ、と付いているからには、多分アメリカ原産ではないかと思うが、
日本には戦後、米軍の軍需物資とともに来たいわゆる外来種で、
今では日本全国で見られるのだそう。
アメリカシロヒトリは繁殖力が非常に高く、
1匹が春と夏に 300 ~ 800 個もの卵をいろいろな木の葉の裏に産み付けると、
産卵から約1週間でふ化し、
幼虫は糸を出して巣網を作り、
その中で1週間ほど集団生活をする。
その後、成長した幼虫が巣から出て個別に行動・拡散するのだそう。
アメリカシロヒトリは、毒針があるわけでなく、まったくの無毒で、
もし触れたとしても人体に影響は無いそうで、
ちょっと安心だが、あまり気持ちの良いものではない。
まあ無害だから良いようなものだが、
木のあちこちに巣網ができているのは見栄えも良くない。

どうにかならないものか。
時が解決してくれるのを待つだけかな。
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