America を旅した方は、この像をどこかで見られたのでは?
これは “Doughboy” と名付けられた像で、
第一次世界大戦の退役軍人と犠牲者を称えるために、
Ernest Moore Viquesney (1876〜1946 年) が制作した彫刻で、
1920 年代から 1930 年代にかけて、
America 全土の町向けに大量生産された。

鉄条網が張られた木の切り株の間を歩く兵士を表現した像で、
左手にライフル、右手には手榴弾を握りしめている像は、
その攻撃的なデザインと手頃な価格から、この種のものの中で最も人気となり、
国中の自治体の記念碑用に 150 体以上が作られた。
このうち、Viquesney が制作し、現存するのは 134 体で、
いくつかは他のアーティストによる複製、とされるが、
米国で 2 番目(1 番は自由の女神) に多い屋外彫刻と言われている。
List
彫刻家 Viquesney は、フランス移民の両親の元、Indiana 州 Spencer で生まれた。
両親も彫刻家で、この地域の石灰岩が石の彫刻の材料となることから、Spencer に定住していたが、
彼は Georgia 州 Americus で 南軍兵士の像を制作していた数年間を除いて、
生涯を Spencer で過ごした。
オリジナルの Doughboy は、1921 年に完成したが、
これは Georgia 州 Nashville にある。
Doughboy の像は 1920 年代に室内装飾としても人気となり、
Viquesney は数千個の鋳鉄製小像のレプリカ、
又 12 inch の小像をデザインしたランプ、燭台、銘板、6 inch バージョン、
石膏バージョンなどを大量に作った。
が時代の変化により、今では良好な状態で残っている物は少なく、
コレクターズアイテムとなっている。
又別バージョンとして、水兵が作られたが、人気がなく、作られたのはわずか 7 体だけで、
Doughboy とセットで設置されていたが、
Texas の Crowell で発見された石像以外は不明となっている。
Route 66 沿いでは Illinois 州の Glen Carbon と Gillespie にある。
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