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霧の朝

Diary

今朝も霧がひどかった。
日本では街中に住んでいたので、ほとんど霧になることはなかったが、
ここは結構多い。
と言っても一寸先が見えなくなるほどのことはないので、
特に困るようなことはないが。

霧は、水蒸気を含んだ大気が、冷やされるなどして、
含まれていた水蒸気が小さな水滴となって、空中に浮かんでいる状態なのだそう。

霧の朝は湿気が多いけれど、暖かい。
それに幻想的で、いつも見ている情景とは違った雰囲気に、
朝からカメラ持って近くをうろちょろ。

霧の名前がついた歌が多いように思うが、
幻想的だからなのかな。
ちょっとロマンチックにも感じるが。

霧で思い出したことがあった。
随分前に、日本で車を買ったら、
前のバンバーにライトらしきものがついている。
デイーラーのスタッフに聞いたら、フォグランプだと。
それが何かわからず、
「何に使うの?」
「霧が出た時などの安全運転のためです。」
「いらないんだけど。」と言ったけど、
色々と説明してくれて、使い方も教えてくれた。
がほとんど使うこともなく、付いている事さえ忘れてしまってた。

ある時遠出をして、帰り道に近道をしようと、
山道の峠を越すことにした。
狭い道で曲がりくねっている。

少しづつ登って行ったら、霧が出てきた。
ライトをつけて走るが、
峠の頂上までくると、本当に一寸先も見えないくらい霧が深くなった。
恐る恐るゆっくりと降りていくが怖い。
様子を見ることにして、路肩に車を止めてしばらくいたが、
一向に晴れそうもない。

困ったなあ、と思っていた時に、フォグランプがついていることを思い出した。
あれがあれば良いかも、と思ったが、さてどうやって点灯するんだったっけ。
買う時に説明を受けたけれど、
必要ないと思ってちくわ耳で聞いていたし、
随分前のことで、付いていることさえ忘れているような状態。
スイッチかボタンかあるはずだけど、探しても見つからず。

そうだ、オーナーズマニュアルに載っているはず、
と思って開いたけど、オプションだったのか、どこにもない。
まいったな〜。

かなり時間が経ったが、霧は少しも晴れず。
夜になると、より怖いので、仕方なく、そろそろと降りていくことにした。
対向車が来なくて良かったが、
時間をかけて降りていくにつれ、霧も晴れてきて、
無事に地上に着いてほっと。

あんなひどい霧体験は初めてだったし、
フォグランプの使い方くらい、いざという時のために調べておくべきだった。
霧の朝に、そんなことを思い出しては、思い出し笑いを。

  

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