欧米の古い町に行くと、古い煉瓦作りのビルなどの壁に、
手描きの字やイラストの広告があるのを良く見かける。
“Ghost Sign” と言われるもので、直訳すると、お化け広告。
世界中で見られるが、特に America、UK、 France、 Canada に多い。
歴史的な観点から保存されているものもあれば、
所有者がただほったらかしにしている場合もある。

が長い事、雨風や日差しなどにさらされているため、消えかかっているのがほとんど。
それが魅力となっている場合も多く、
被写体として人気で、有名な場所も多々ある。
今でも 1890 年代から 1960 年代にかけての Ghost Sign がたくさん残っているが、
大恐慌 (1929 〜 1939 年) 前の数十年間がもっとも一般的で、
その時代のものが一番多く残っている。

もともとは油性の住宅用塗料で描かれていたが、
それには鉛が含まれている事が高く、
現代の塗料よりも水や日光を防ぐことができ
それにより石材の表面にしっかりと付着し、
長期間の保存が可能だった。
が毒性が非常に強い、という問題もあったが。
都会だけでなく、田舎町でも結構残っており、
描かれた時代、その建物の用途もわかり、
それを探し歩くのも興味深い。
コメント