去年末に日本で話題になっていた映画 “国宝”。
評判も良く、ネットでは感動した!とのコメントが多くて、是非とも見たかった。
そのうち、ネットで見られるようになるだろうから、と思っていたが、
カンヌ国際映画祭で世界初公開。
カナダのトロント映画祭やバンクーバーなどでも上映され、話題となっていたので、
そのうちアメリカにも?と思っていたら、アメリカでの上映が決まり、
その情報をいち早くお友達が教えてくださって、早速見に行った。
Oklahoma では Tulsa だけで、行ける距離なので、ラッキー!
やっぱりこの映画は大型画面で見たかった。
日本人も多く、訪日した方々、
歌舞伎をご存知の方の多い LA や NY ではもう大評判になっているようだが、
Oklahoma ではどうだろう?と思っていたら、
私とカップルが 1 組の 3 人だけの貸切状態。
できればたくさんの人に見ていただきたいのだが。
時間は約 3 時間だが、ストーリーも面白いし、
映像の美しさも感動もの。
衣装、舞台、シンプルな暮らし。
久しぶりに見る日本映画の中のシーンに、
日本の文化や伝統芸能の素晴らしさを再認識させられる。
キャステイングも良く、
そしてその演技、舞踊のシーンは鳥肌が立つくらい素晴らしい。
そして日本の伝統芸能にも関わらず、ほとんど知らなかった歌舞伎の世界。
歌舞伎だけではないだろうが、
伝統を継承していくことの難しさが、色々なシーンから伝わってくる。
そんなことに引き込まれるように見入ってしまって、あっという間に終わってしまった。
アメリカに来てからは日本映画を見ることもなかったし、
アメリカにいつの間にか浸ってしまっていたが、
日本映画の素晴らしさ、日本の素晴らしさを再認識させられた感がある。
多分日本で見るよりもアメリカで見る方が、
より日本の素晴らしさに感動できたのでは?と思う。
良かったのが、英語字幕で日本語での上映。
短い言葉や所作で気持ちを表すことが多い日本人。
日本人の私には、短い言葉からも感情の浮き沈みなどがわかるのだが、
それを英訳するのは難しいだろうし、
英訳しても本当の意味が伝わるのかな?と思ったが、
海外でも多くの人が感動していた。
終わった後にカップルの彼に、
どうしてこの映画を見に来たのか尋ねたら、
彼女の誕生日で、彼女が見たいと言ったから、だそう。
そして「どうだった?」と聞いたら、
「素晴らしかった。
日本に行ったことはないけれど、
日本の文化に興味があったので、とても興味深かった。」と言ってくれた。
多分この映画が、世界中で公開され、たくさんの人たちが見てくださると、
日本の文化、伝統の素晴らしさ、美しさがより伝わると思うが。
日本人で良かった、と思ったし、
日本人としての誇りを感じさせられた映画だった。
コメント