最初アメリカに来た年の秋分の日近くに、
庭に彼岸花 (曼珠沙華)が咲いているのを見つけて、びっくりした。
アメリカに咲いているとは思わなかったから。
名前が仏教的で、
日本もしくはアジアのどこかの国ならイメージできるけど、
アメリカとは結びつかなかった。
それにちょうどお彼岸に咲くのは不思議な気がした。
お彼岸も仏教的だし。
英語では Spider Lily (蜘蛛の百合)と言う。
なるほど、あの細い花弁(?)が広がっている様を、
アメリカ人は、蜘蛛の巣をイメージしてしまうんだろうな。
日本人でも言われてみれば、そう思える。
そしてその後も、毎年秋のお彼岸頃にちゃんと庭の隅 2 箇所に咲いてくれていた。
それが今年はお彼岸になっても咲かない。
斜め前のお宅の庭の隅にも並んで咲いていたが、
そちらも今年は咲いてない。
日本と同じ時期に咲いてくれるのがとても嬉しかったのだけど。
どうしてだろう?
ここらはさほど異常気象の影響を受けなかったように思ったが、
これもやっぱりそんな影響があるのかな?
と思っていたら、今日庭の隅で 1 輪咲いているのを見つけた。
お彼岸から 10 日も遅れているが、咲いてくれたことに感謝。
すごく嬉しい。

今年は日本でも咲くのが遅い、と聞いたが、
同じ理由で咲くのが遅かったのかな。
やはり中国が原産だそう。
赤がベースのようだが、今はピンクや白もあるそう。
遺伝子操作か何かで作られたのだろうが。
赤くて細い花弁が跳ねている様は妖艶に感じる。
こんな美しい魅力的な花だが、有毒植物だそうで、
これは要注意!
日本にいる時は、毎年秋のお彼岸近くに、
山手の棚田の畦道に彼岸花が並んで咲いている写真を撮りに行っていた。
垂れた黄色い稲穂と、彼岸花の赤のコンビネーションが綺麗で、
日本ならでは、日本の原風景ともいれる。
がアメリカでいくらたくさん並んで咲いても、
あの美しさは感じられないと思う。
いいなあ、日本。
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