庭の隅のあちこちに咲いている花。
近づくと良い匂いがする。
楚々とした控えめな花はなんとなく日本っぽい。
名前を知らなくて、ジャスミンかな?と思っていた。
そしたら、どなたかが、SNS に投稿してくださったので、名前がわかった。
忍冬(スイカズラ)。
別名、ニンドウ(忍冬)やキンギンカ(金銀花)とも言うそう。
字も響きもなんとなく良い。
冬を忍んで春に咲く、と言う意味かな?

この花は、庭の隅にだけでなく、
結構あちこちで咲いていて、群生しているのも見つけたが、
群生よりも葉の陰にひっそりと咲いていた方が、
似合うように思う。
スイカズラと言うのは「吸い葛」の意味で、細長い花筒の奥に蜜があり、
昔、子供達が良く花の細い管の先から甘い蜜を吸っていたことから付けられたらしい。
また砂糖の無い時代の日本では、砂糖の代わりに使っていたそう。
英語名は Japanese Honeysuckle だそうだが、
Japanese とあるからには、やはり日本原産なのだろうし、
Honeysuckle はまさに「甘い蜂蜜を吸う」。
日本ではあちこちに見られるが、
アメリカでは外来種で、野生化し、森林を覆うことで問題になっているところもあるそう。
今の所、庭の片隅で咲いているだけで、問題はないし、
日本から来た和の花が 庭に咲いていると思うと、超嬉しい。

新芽や若葉は食用になり、摘み取って、軽く茹でたあと水にさらし、
お浸しや和え物、炒め物などで食べれるし、
花は酢の物に良いらしい。
葉は陰干し後に乾煎りしてお茶に。
これはお風呂にも良いそうだし、
忍冬酒は、はれものの解毒、食欲増進、冷え性、生理痛、高血圧、健胃、整腸、疲労回復などにも良いとのこと。
アメリカで咲いていても、日本のイメージなのだけれど、
なんと「赤毛のアン」の中に色々な場面でスイカズラが登場するらしい。
子供の頃読んで、大好きになったが、
スイカズラが登場するのは記憶にない。
昔から、アメリカでも親しまれていた花なんだろうな。
花は短命だが、次々と咲くので、長く花を楽しめるのは良い。
これからしばらく甘い匂いを楽しむことに。
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