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Route 66Trivia

Covered Bridge ( 屋根付き橋 )

Route 66

映画 “マデイソン郡の橋” で一躍有名になった屋根付き橋だが、
ベストセラーとなった小説の映画化で、
Iowa 州に実在する橋で、撮影された。

屋根で覆ったのは、橋の木造トラスを雨や雪から守って長持ちさせるためで、
屋根のない木の橋は、通常 20 年しか持たないが、
屋根のある橋は 100 年以上保つ可能性がある。

かつて米国では約 14,000 の屋根付き橋が主に 1825 年〜 1875 年に建設されたが、
意図的な交換、放置、修復の高額な費用により、維持できなくなり、
今では 850 から 1,000 位が残っていると推定されている。

1800 年代半ばには、安価な鉄鋼が開発されると、
金属製のトラスが使用されるようになり、覆う必要性がなくなった。
又屋根付き橋は車 1 台が通る程度の幅しかないので、
時代にそぐわなくなってきてため、次第に姿を消していった。

現存する屋根付き橋は、その希少性、趣のある外観、牧歌的な環境などで、
観光客の注目を集め、多くは歴史的なものなので、歴史保存キャンペーンの対象になっている。

Illinois 州には本物の屋根付き橋が 9 つあり、そのうち 5 つは歴史的なもの。
そして Route 66 沿線には以下の 2 箇所の屋根付き橋がある。
特に Glenarm の Sugar Creek Covered Bridge はぜひ立ち寄っていただきたい。

“Sugar Creek Covered Bridge in Glenarm Illinois”
1880 年頃、Burr Arch 型を起用して建設。
干し草をいっぱい摘んだ馬車が通れるように設計されており、
Sugar Creek を渡るのに必要な通路として利用された。

“Glen Carbon Covered Bridge in Illinois”
1934 年に建設された。
1976 年に最初の橋を置き換えるために新しい橋が建設され、
2007 年に橋はさらに高く、幅が広くなるように再度再建された。

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