思わず口ずさんでしまう暖かい良いお天気が続く。
今年は例年に無く、早く暖かくなった。
あっちもこっちもいろんな花が満開で、
心を和ませてくれ、嬉しくなる。
春先に一番早く咲く白い花の木があちこちで満開。
Visitor Center の周りでも、いつの間にか数本の木が真っ白に変わってしまった。
花見見物で、ちょっとお散歩。
お向かいの敷地の裏に行ったら、
満開のピンクの花をつけた木が数本。
えっ？
これは桜？
近づいてみたら、桜とは違う。
多分桃の花。
英語では Peach Blossoms と言うそう。
こんな所にピンクの花を咲かせてくれる木があったなんて、初めて気が付いた。
桜ではないが、
ピンクの花を咲かせてくれる木が近くにあるのは嬉しい限り。
お花見でもしたい所だが、
アメリカでお花見の習慣はないようだし、
まして今は放置されているが、どなたかの所有地。
他人の敷地に無断で入るのは憚れるようなので、
ちょっと離れたところから見るだけに。
桃はこちらでも結構売られている。
日本の桃と比べると、小さいし、ぴしゃげたアンパンのような変わった形のもあるが、
甘くないし、味が淡白。
それに硬いので、山積みになっていても傷がつかない。
だからそのまま食べるよりは料理やスイーツに使う方が多いらしい。
季節になるとかなり出回ってくるので、時々買っているが、安い！
アメリカでの生産量は California 州が一番らしいが、
有名なのは Georgia 州の Georgia Peach で、
ヨーロッパ経由で America にやってきて、
1571 年に Georgia 州の海岸沿いで栽培が始まったのが、アメリカの起源らしい。
思い出すのは、日本の桃のおいしかった事。
柔らかくて、甘くてジューシーで。
あんな桃が食べれたら、嬉しいのだけど、
結構大量に売られているので、きっと大きな桃農園があって、
そこにはピンクの花がたくさん咲いていることだろう。
白も綺麗だけれど、ピンクの花が咲く木は他にないようなので、
いつか見に行ってみたい。
桜が見れないので、せめて。
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