蝶々が舞う日は、暖かくて春が来た感が。

ここ数日は暖かい日が続く。
というより昨日は最高気温 26 度まで上がり、
まだ 2 月だというのに、
もう初夏を感じるほどだった。

今まで 2 月、3 月に再度寒波が来ることがあったが、
今年はそれもなさそうで、どうにかこのまま春になってくれそう。
これも異常気象かな？

暖かい日差しを浴びて、日向ぼっこが心地良い。
ふと見ると、芝生がどんどんクローバーの緑に変わっていく間を黄色の蝶々が飛んでいる。
今年初めて見た。
蝶々が春を運んで来てくれたようで、何だかうれしくなった。
こんな気持ちの良い陽だまりの中で、のんびりと蝶の動きを追うのも、
なかなか良い時間の過ごし方。

はて、この蝶は日本にもいた紋黄蝶かな？
調べてみたら、
黄色の蝶には、キチョウ（黄蝶）とモンキチョウ（紋黄蝶）の 2 種類あり、
似ているが、白い紋があるのが紋黄蝶で、無いのが黄蝶だそう。
飛んでいたのは、動きが早くて、紋があるかどうかはわからなかったが。

そして生態として興味深いのは、紋黄蝶は幼虫で冬を越すが、
黄蝶は成虫のまま冬を越すのだそう。

冬場に蝶を見たことがないが、
この暖かさで、紋黄蝶の幼虫も成虫になったのでは。

昆虫の命ははかなくて、とよく聞くが、
黄蝶が成虫のまま冬を越すとはすごい生命力。
あんな小さな弱々しい体にそんな力があるとは。
見ていただけだが、なんか勇気をもらったような気がした。