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四つ葉のクローバーを探したあの頃は。

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たんぽぽが盛りを過ぎ、どんどん花が綿毛となって飛んでいく。
来年又たくさんの花をあちこちで咲かせてくれるだろう。
そして今はクローバーが勢いを増してきた。
葉がどんどん盛りあがってきて、
初々しい綺麗な緑の絨毯がどんどん広がっていく。

私の通っていた中高は 5 月の創立記念日に、
選ばれた May Queenを中心にお祝いしたが、
その時 Queen の頭に乗せるのがクローバーの花で作った冠だった。
だからみんなクローバーの花が大好きで、
イベントが無い時でも、校庭のクローバーの上に座って、
お喋りしながら、花飾りや花の指輪を作った。

そんな事を思い出しながら、クローバーの花を見ていたが、
そう言えば、そんな時に、みんなで四つ葉のクローバーを探したのを思い出した。

四つ葉のクローバーは滅多に無いが、見つけると、幸せになれるというジンクスがあり、
それが乙女心をくすぐり、みんなで結構一生懸命に探した。
たまに見つかると、それを大事に本の間に挟んで、押し花にしてはいつまでも取っておいた。

そんなほのかな淡い思い出があるが、
それをいつか友達に話したら、
全て四つ葉のクローバーの鉢植えが売っているのだそう。
今は遺伝子組み換えや品種改良などで、
四つ葉だけで無く、五つ葉のクローバーまであるそうで、びっくり。
それを聞いて、あのほんわかとして気持ちもどこかへ飛んでいってしまった。
人工的なものは、ほのかな淡い想いを壊してしまう。

四つ葉のクローバーはクローバーの変異体で、
見つかる確率は 10 万分の 1 とも、100 万分の 1 ともいわれていて、
かなり難しいことからそんなジンクスが生まれたのだろうが、
今の遺伝子操作などの技術だと、簡単にできるんだろうな。
まあすごいことだとは思うけど、
なんだかちょっと興醒めする。

四つ葉のクローバーを見つけたら幸せになると言われているが、
反対に、「復讐」といった怖い花言葉もあるそう。
これはクローバーの「約束」や「私を思って」などの花言葉が叶わなかった時に、
それが復讐につながると言うことだそう。

クローバーの茎は、地上を這うようにして伸びて行くが、踏みつけられることに強く、
たくさん踏まれると、茎の先端などの成長の速い部分が傷つけられ、
これで、四つ葉ができることがあるそう。

まあ駐車場のクローバーは自然のだから、
しっかりと踏んで、遺伝子組み換えで無く、自然の四つ葉のクローバー作りでもしてみようかな。

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