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青空に飛行機雲 ( contrail ) がたくさん

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今日も大空にたくさんの線を描く飛行機雲が。
こんな良いお天気の日に、飛行機雲を見るのは気持ちが良い。
深呼吸でもしたくなるし、いつまでも見ていたい。
そして荒井由美の “ひこうき雲” の歌を口ずさみたくなる。
悲しい歌だけど、懐かしい記憶に残る歌。

飛行機雲は、飛行機の航跡に生成される細長い線状の雲だそうで、
エンジンから出る排気ガス中の水蒸気が凝縮して氷になり、雲に、
また飛行機の燃料のガソリンや灯油が燃えて、
二酸化炭素と水になり、水蒸気として放出されて雲になる。
もしくは翼近傍の低圧部が原因となって発生する雲だそうで、
排煙ではないそう。
ただ、いずれも大きな揚力が必要な旋回などの高 G 機動時に生じやすいので、
普通の旅客機の飛行時などにはほとんど見られないそう。

飛行機雲が出る時は、
きっと空軍の訓練か何かで、高 G 機動時なのかも。
条件が整えば、自然発生的に出るようなものだから、
軍用機などにとっては、敵に見つかる恐れがあり、
飛行機雲を少なくする研究が続けられているとか。

ともかく恐怖を感じたり、環境汚染に繋がるようなものではないようだが、
世の中には神経質な人もたくさんだし、
人工的なものは有害、と否定的な見解から入る人もたくさん。

日本にいるとき、飛行機雲は有害物質をまき散らしているので、
飛行機雲が描かれている時は要注意!と聞いていた。
それがアメリカでもちょっと気になっていたが、
アメリカでそんな事を聞いた事はないし、
誰も気にしていない。
日本のように、一筋だけでなく、大空いっぱいに何筋も描かれても、
全く問題無しのよう。


だけど Chemtrail といって、
長時間にわたって残留している飛行機雲は、
一般人には秘密にされている邪悪な意図で、高高度から有害化学物質、
または生物兵器を散布する政府や闇勢力による人口削減計画の一環、
と称える陰謀論が存在しているとか。

これは 1990 年代に広まった説で、
世界中の科学者と政府機関が幾度となく説明し、科学的に否定しても、
信奉者達は、その証明もできないのに、
この陰謀論はいまだに根強く拡散されているとか。

日本にいる時に聞いた話もこの陰謀論だったようで、
知ると、安心して青空に描かれた白い線を、ずっと眺めていたくなる。
飛行機雲って、ロマンを感じるな。

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