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Say No to Wind Turbine in Lincoln County!

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先月確定申告で、税理士さんのオフィスに行った時、
入り口のドアに貼ってあったステッカーが気になった。
何々?
“SAY NO TO WIND TURBINES” (風力発電の風車は要りません。)

全く知らなかったが、この Lincoln County に Wind Turbine 設置の問題が出てきているらしく、
意識して見ていたら、あちこちに看板が立っている。
それに対する市民の会合も行われ、
County にとっては大問題になっているようで。

 

日本にいた時に、やはり近くで立てるのが問題になって、
市民運動などがあった。
電磁波や低周波音が問題視されていたと思ったが。
遠くから見るとさほど大きいとは思わないが、
近くで見るとかなり大きい。
日本では 1 本立てる土地も大変だし、
まして住宅地近くには立てられないだろう。

その点アメリカは人の住んでいない大平原がまだまだたくさんある。
この近くには立っていないが、Oklahoma の西の方の Texas 近くに行くと、結構立っているし、
Texas に入ると、それはそれは大平原の遥か向こうまで、果てしなく立っていて、
何百本どころではない。

立てる土地に関してはアメリカは問題ないと思うが、
自然エネルギーの活用は、いろいろ問題点がある。
メリットもあればデメリットも。

風力発電は、元が風なので、枯渇する心配がないし、
発電時に二酸化炭素や有害物質を排出しないクリーンエネルギーで、
風が吹けば 24 時間、365 日稼働が可能。
だけど、初期費用が高く、風の状況により発電量が不安定になるし、
劣化しやすいらしく、耐用年数も短いらしい。

Texas の Vaga 近くでブレードの墓場を見たが、
Texas にあれだけ立っていたら、これからこの墓場の問題も出てくるのでは?と思う。

 

Texas は他の州とは違い、独自に電力供給をやっているらしく、
それに人口急増で、電力が追いつかず、
そのため急ピッチで風力発電を立てているらしい。
火力や水力発電に比べると、短期間で設置可能なのもメリットになる。
が数年前の真冬に Texas 全州で結構長い期間、停電が起こり、大問題になった。
その時は冬の電力消費量に電力供給が充分でなかったためだが、
その諸原因の一つが風力発電のタービンが寒さのために動かなくなったことだと。
そして Texasは 電気料金がとてつもなく高いらしい。

今の所、ここらは電力不足になることもないようだし、
急激に人口が増えることもなさそう。
ならば Wind Turbine なんて無用!
この緑豊かな美しい自然がいっぱいの County には似合わない。
次回公聴会でもあったら、参加してみようかな。
日本とは違う問題点があるかもしれないし、
住民の人たちがどれくらい関心を持って、この問題に取り組んでいるのかも興味深いところ。

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