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今日は端午の節句、こどもの日。

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日本は大型連休、ゴールデンウイークで、楽しそうな様子がどんどん SNS に上げられるが、
アメリカにはなく、ずっと仕事しているので、見ているだけでワクワクしてくる。
人の多いところに出かけるのはあまり好きではなく、
ゴールデンウイークは家の中でじっとしているか、実家に帰るくらいだったが、
あちこちで楽しそうなイベントが盛りだくさんで、
今思えばあちこち出かけた方が良かったかも、と。

今年は子供の日の 5 日が日曜日なので、振替休日で月曜も休みとなり、
ちょっと得した気分かな?

端午の節句は男の子の健やかな成長を祝う日だが、
子供の日、そして男の子の日、というのはアメリカにはない。
イースターやクリスマスのようなイベントはあっても、
子供のための、それも男の子のための、というわけではない。

ひな祭りの時、友達に、女の子のお祭りだよ、と言って、
説明すると、興味深げに聞いてくれ、
やはりそんなのはない、とのことだった。
端午の節句や桃の節句は日本独特のイベントだと思うし、
それは子供を大切に思う国民性から来ているのかも。

端午の節句の起源は、春秋戦国時代の中国で、
その時代、人望も熱かったにもかかわらず、陰謀により国から追放された政治家屈原は、
国の行く末を嘆き、川に身を投げてしまった。
国民は彼を供養するために、命日 5 月 5 日を祭りの日とし、
それが徐々に病気や災厄を避ける行事となり、
後に日本にも伝わり、奈良時代ごろから「端午の節句」になったのだそう。
この頃は季節の変わり目で、病気になる人も多く、亡くなる人も多かったそうで、
その行事がちょうど厄除け祈願として、願ったりの日になったのでは。

元々は端午の節句だったのを、1948 年(昭和 23 年)の衆議院で「5 月 5 日をこどもの日と指定する」と制定し、
こどもの日は「国民の祝日に関する法律 第二条」で、
「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する日」 と定められているそう。
法で決められているとは知らなかったが、
まああまり硬いことは考えずに、素直に将来を担う子供達の健やかな成長を願って1日を過ごすことに。

そしてあの鯉のぼりがあちこちに立つのは、日本独特の風物詩。
青空にあのカラフルな鯉のぼりが風になびく風景が思い出される。
良いなあ日本。

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